JGBトレーディングフロア(2025年6月20日)

債券は長期債が上昇。朝方発表となった5月全国CPIでコア指数が市場予想を上回り、日銀が追加利上げに動きやすくなるとの見方から売りが先行するも、その後この日の日銀国債買入れオペの結果が強かったことで長期債が買い戻された。
また、中東情勢の悪化によるリスク回避の動きがくすぶる中、週末に米国によるイラン攻撃を警戒した持ち高整理もあったようで、先物が引けにかけてプラスに転じた。一方、この日の財務省のPD懇談会では20年債を、事前報道を上回る2000億円減額することが夕方に判明したが、先物夜間取引での影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年2750億円、5-10年3000億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ2.96、3.10、2.10、2.35倍。
☆国債市場特別参加者会合(第114回)議事の要点(財務省)
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/meeting_of_jgbsp/proceedings/outline/250620pd.html


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