債券相場は下落。注目されたこの日の40年債入札は、最高落札利回り(複利ベース)が3.135%と、市場予想の3.085%を上回ったほか、応札倍率も2024年7月以来の低水準となる低調な結果となり、需給不安の高まりで超長期債や先物に売りが膨らんだ。
入札については、前日に国債の発行減額観測で金利が大きく下がったことで投資家が慎重になったとの見方のようだ。市場は、来週6月5日の30年債入札にも関心が向かうが、相場下落が続けば減額幅が拡大されるとの期待が高まるため、超長期金利はピークを打ったのではとの声も聞かれた。
【メモ】
☆40年国債入札(18回ダッチ方式、CPN3.1%)落札結果
応募者利回り(募入最高利回り)3.135%、発行価格99円20銭、応札倍率2.21倍(前回2.92倍)
(事前予想利回り3.085%)
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