(17:30)
先週金曜日の夜から週末にかけて「日銀が金融緩和策の副作用への配慮した方策を検討する」主旨の報道がなされ、債券市場は大幅下落。先物は金曜日夜間セッションで安値150.41をつけ、本日の取引開始直後にはその値段を下回る150.36を付けた。
その後の10時10分に、日銀は通常オペに加え、5-10年対象の指値オペ(買入れ利回り0.110%)を5か月ぶりに通知し、買戻し優勢の展開から一時150.74まで戻る場面も見られた。
一部報道では、長短金利操作の柔軟化(金利上昇容認)も伝えられていたが、早々の指値オペで現状は金利上昇を放置しない姿勢を示した格好。
【メモ】
☆10年カレントは、朝方、業者間取引(BB)で0.09%を付けた。
☆日銀の観測報道で銀行株が大幅上昇した。(三菱UFJ+3.64%、りそな+6.85%、ふくおかFG+7.19%など)


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