JGBトレーディングフロア(2025年5月14日)

債券相場は長期債が下落。米中の関税率引き下げ合意を受けた日銀の利上げ観測の復活が重しになった。スワップ市場が織り込む日銀の年内利上げ確率は7割程度に上昇した。無難に通過した前日の30年債入札を受けて上昇した超長期債も再度売り戻された。財政支出拡張への懸念が根強いことや20年債、40年債と入札が続くこともあり、需給面や流動性の低さが引き続き影響しているようで、本格的な反転に懐疑的との見方。一方で前日に大きく売られた5年債は買戻しが入った。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1-3年2750億円、5-10年3000億円、10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ3.06、3.08、2.49倍。


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