債券相場は中長期債が下落。米中が関税率の大幅な引き下げで合意したことを受け、リスク選好姿勢が強まった。一方この日行われた30年債入札は、応札倍率はやや弱めだったが、最低落札価格が予想と一致する無難な結果となり、30年債中心に超長期債は上昇した。ただ懸念されたイベントをいったん消化したことで超長期債の買い材料になったが、根本的な需給懸念は解消されてなく、先行きは依然慎重な見方。生保など投資家も、慎重姿勢を崩しておらず淡々と平準的に買っていく状況との声も聞かれた。
【メモ】
☆10年債入札(82回、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格96円10銭(2.008%)、平均落札価格96円40銭(1.992%)、応札倍率3.07倍(前回2.96倍)、(事前予想価格96円10銭)
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