債券は下落。為替相場が一時円安方向に進行したこともあり、日銀の早期利上げが警戒された。年度末で買い手が不在の中、米長期金利の上昇とトランプ大統領の発言によるリスク志向の高まりが重しとなった。5月の決定会合での利上げを視野に入れたような日銀幹部の発言やメディア報道が続き、警戒感が高まっているとの声も聞かれた。長期金利指標となる新発10年国債利回りは、夕方に入って10日に付けた水準を上回り2008年以来の高水準に並んだ(1.580%)。スワップ市場では4月30日、5月1日の金融政策決定会合での利上げが2割強、6月の会合は6割近い確率で織り込まれている。
【メモ】
☆流動性供給入札(426回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.029%、募入平均利回り較差+0.023%、応札倍率3.90倍(前回2.85倍)
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