債券相場は上昇。米長期金利が連日で低下したほか、日銀の植田総裁による国債買入れ増額発言(21日国会答弁)を受けて相場が反転した流れを引き継ぎ、買いが先行した。その後、この日の流動性供給入札が市場で期待されたほど強い結果とならなかったことで上げを縮小する場面があった。
根強い追加利上げ観測は残るものの、夏前の追加利上げを前倒しで織り込む動きは一巡し、米金利低下や植田総裁の発言を受けた買戻しの流れがまだ継続しそうとの見方。中短期ゾーンもこれまでのフラットナ-(利回り平たん化)の解消など買いが優勢のようだ。
【メモ】
☆流動性供給入札(424回、残存期間15.5年超39年未満)落札結果
募入最大利回り較差 -0.024%、募入平均利回り較差-0.039%、応札倍率2.49倍(前回3.17倍)
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