JGBトレーディングフロア(2024年12月27日)

債券相場は下落。将来的な日銀の追加利上げを意識した持ち高調整の売りや、5年国債の需給悪化懸念が相場の重しになった。来年度の国債発行計画で予想通り増額された5年債に調整売りが出て、先物も連れ安になったとの見方。また年内の国債入札がきのうの2年債で終わり、持ち高を閉じる動きが出ているようだ。
長期金利指標である新発10年国債利回りは、一時2011年7月以来の水準(1.105%)に上昇した。日銀は午後5時に2025年1-3月期の国債買い入れオペ予定を公表、月間ベースの買入れは中長期中心に10-12月期の4兆9100億円から4100億円減額となるも事前の見通し通りで影響は限られた。

【メモ】
☆令和7年度カレンダーベース市中発行額(財務省HP掲載)
https://www.mof.go.jp/jgbs/issuance_plan/fy2025/calender241227.pdf
☆日銀2025年1-3月買いオペ方針
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2024/mpr241227a.pdf


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です