JGBトレーディングフロア(2024年11月13日)

債券相場は下落。新発5年債利回りは15年ぶりの高水準(0.685%)を付けた。米長期金利が大幅上昇した上に円安進行で日銀による利上げ観測が高まりで債券が売られた。警戒された30年債入札はその水準感から投資家の買いを集め順調な結果だったが、相場を押し上げるまでには至らなかった。
市場は、次期トランプ政権の関税政策などによるインフレが米利下げを止め、その結果、日銀も利上げに動きやすくなるとの連想が働いているとの見方。5年債利回りは、追加利上げをおおよそ織り込んだ水準ともみられており、15日の5年債入札、また21日の20年債入札を無難に通過できるかに注目が集まる。

【メモ】
☆30年債入札(84回、CPN2.1%)落札結果
最低落札価格96円80銭(2.280%)、平均落札価格96円95銭(2.271%)、応札倍率3.44倍(前回3.34倍)、(事前予想価格96円75銭)


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