債券相場は中長期債が堅調。米大統領選前のポジション調整で米長期金利の上昇が一服したことを受け、国内債も買いが優勢となった。一方、政府の財政支出拡大への懸念から超長期債が弱く、新発40年物国債の利回りは昨日に続いて2008年8月以来の高水準を更新した(2.565%)。
米大統領選挙を通過するまでは積極的な取引は限られるものの、政権運営での鍵となるであろう国民民主党の玉木代表による「高圧経済の余地がある」との発言を受け、金融緩和の維持と財政拡張の組み合わせで利回り曲線にスティープ化圧力が強まったとの声も聞かれた。
【メモ】
☆高圧経済の余地ある、日銀は賃上げ見定める必要=玉木国民民主代表(出所:ロイターニュース) https://jp.reuters.com/economy/bank-of-japan/CY4WFPWOARLF7FAN2UNZN6M654-2024-11-05/
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