債券相場は上昇。米国の求人件数が低調となり、景気の先行き懸念による米金利の低下を受けて、先物が夜間取引で買われ、サヤ寄せする形で高く始まるも、この日の朝に発表となった毎月勤労統計が予想を上回ったことで上値が重かった。この日実施された30年債入札は無難な結果だった。また日銀高田審議委員の講演では、金融政策運営について慎重なスタンスを示し、相場への影響は限定的だった。
【メモ】
☆30年債入札(83回、CPN2.2%)落札結果
最低落札価格102円70銭(2.053%)、平均落札価格102円90銭(2.043%)、応札倍率3.4倍(前回3.47倍)、(事前予想価格102円70銭)
☆高田日銀審議委員挨拶要旨「わが国の経済・物価情勢と金融政策」(石川県金融経済懇談会)


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