JGBトレーディングフロア(2024年8月8日)

債券相場は上昇。警戒されていたこの日の30年債入札が順調な結果となり買い安心感が広がった。前日に大きく下げた超長期債も、入札結果を受けて巻き戻され利回り曲線は再びフラット化が進んだ。また米国債が時間外取引で利回り低下が進んだことも下支えとなった。前回7月末に行われた日銀金融政策決定会合における「主な意見」が公表されたが反応は限定的だった。ただ一方で金融市場の混乱による余波は続いており、先物市場も日中取引の上下値幅が63銭と広めの展開で、落ち着きどころはまだ定まっていない様子。

【メモ】
☆30年債入札(83回、CPN2.2%)落札結果
最低落札価格99円30銭(2.239%)、平均落札価格99円47銭(2.229%)、応札倍率3.47倍(前回2.97倍)、(事前予想価格101円66銭)
☆金融政策決定会合における主な意見(7月30、31日開催分)


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