債券相場は大幅反落。前日大幅高となった反動や日本株の急反発で大きく値下がりしてスタート、その後この日の10年債入札が低調な結果となり、先物を中心にさらに売りが強まったが、取引終盤にかけては下げ幅を縮めた。10年債の入札結果は、最低落札価格が市場予想を大幅に下回り、テール(落札価格の最低と平均の差)も50銭と前回の2銭から大幅に拡大し、03年以来の大きさとなった。国内金融市場の混乱と重なり、水準感が定まらず消極的にならざるを得ない状況だったようだ。国内株式市場やドル円相場の落着くまでは、市場参加者も限られ、引き続きボラタイルな状況が予想される。
【メモ】
☆10年債入札(375回、CPN1.1%)落札結果
最低落札価格101円07銭(0.981%)、平均落札価格101円57銭(0.926%)、
応札倍率2.98倍(前回3.23倍)、(事前予想価格101円66銭)


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