債券相場は中長期債中心に下落。米国の利下げ期待から米長期金利が低下した流れを引き継ぎ買い先行で始まるも、新発10年債利回りが節目の1.00%に接近で(1.005%)、高値警戒感から売りに押された。日銀の政策修正に対する警戒感が続いている中で、この日は節目を抜けて行くほどの勢いはなく、特に午後からは足元の急上昇からの反動が強まったようだ。この日の定例の日銀オペでも、中長期ゾーンの需給の引き締まりが示されたが、市場への影響が限られたことが、逆に売りを誘う形になったとの声も聞かれた。
【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、5-10年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、3.39、1.78、1.38、2.53倍。


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