債券相場は下落。朝方発表された1月の毎月勤労統計を受けて日銀の利上げ観測が強まり、売りが優勢だった。
所定内給与の伸び率は、一般労働者(パートタイム除く)が前年同月比3.1%増と前月から加速し、比較可能な1994年1月以降で最高となった。またこの日の5年債入札が弱めの結果となったことも売り圧力となった。
入札は最低落札価格が99円67銭と予想(99円73銭)を下回り、応札倍率は3.17倍と2022年6月以来の低水準となった。海外金利動向が不安定化しており、年度末に向けて、積極的な売買を控えている可能性を指摘する声も聞かれた。
【メモ】
☆5年債入札(177回、CPN1.1%)落札結果
最低落札価格99円67銭(1.172%)、平均落札価格99円74銭(1.157%)、応札倍率3.17倍(前回3.52倍)、(事前予想価格99円73銭)
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