株式市場概況
日本株は反落し、日経平均株価は6月16日以来約3週間ぶりに2万円の大台を割り込んで引けました。TOPIX指数は前日比‐0.19%の1,615ポイント、日経平均株価は‐0.44%の19,994円で取引を終えました。原油価格の下落と金利の上昇が日本株にとってネガティブに働きました。日本の10年金利は0.104%と2月初旬以来5か月ぶりに0.1%を上回りました。明日以降、日銀の指値オペが入るのか注目です。
セクター別では値上がりが12、値下がりが21、上昇率上位は建設、水産・農林、鉄鋼、下落率上位は石油・石炭、鉱業、ゴムとなりました。原油価格下落の要因はロシアが一段の減産に反対したとの報道でした。原油価格は4%強下げたため、足元堅調に推移していた素材関連の下落が大きくなりました。
スタイルインデックスではREIT、TOPIXスモールが上昇し、マザーズ、日経平均、TOPIXラージ70となりました。
本日の下落に関して、市場では10日に決算を迎えるETFが配当金の捻出のために株を売っているとの見方もありました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-5.20ポイントの1152.7ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は97(41.1%)、下落銘柄数は125(53.0%)、変わらずは14(5.9%)、売買代金は前日比477億円の1961億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はGunosy(6047、前日比73、終値2,230)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比8、終値631)、そーせいグループ(4565、前日比60、終値11,810)、下落寄与度上位銘柄はアンジェス(4563、前日比-45、終値652)、ミクシィ(2121、前日比-60、終値6,090)、サイバーステップ(3810、前日比-560、終値6,370)となりました。売買代金上位銘柄はインフォテリア(3853、前日比-36、終値1,484)、ドリコム(3793、前日比54、終値2,289)、リミックスポイント(3825、前日比-7、終値1,123)でした。
マザーズ先物は前日比-15ポイントの1132ポイントで一日の取引を終えました。出来高は195枚でした。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会