株式市場概況
前場は9月にFRBが量的緩和の縮小を開始するとの見通しや、北朝鮮が核実験を行う可能性が報道されたことなどから、19,900円を割り込む動きとなりましたが、午後は日銀のETF買いから反発し、TOPIXは前日比+0.55%の1,618ポイント、日経平均株価は+0.25%の20,081円で取引を終えました。為替市場でもドル円がリスクオフの動きから一時1ドル=112円台に乗せる場面がありましたが、引け時点では113円20銭と戻しました。
セクター別では値上がりが25、値下がりが8、上昇率上位は鉄鋼、非鉄金属、機械、下落率上位は不動産、鉱業、陸運でした。ここまで堅調だった内需関連を売って、素材や自動車など足元冴えなかったセクターを買う動きが継続しています。
スタイルインデックスではマザーズ、TOPIXスモールと小型が堅調だった一方で、REIT指数がマイナスとなりました。
海外勢が休みの二日間に北朝鮮リスクで日本株は若干ボラティリティが高くなりました。今晩から米国市場も動き始めるため、明日はここ二日のように不安定な動きとならないか注目されます。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比8.28ポイントの1157.9ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は136(57.6%)、下落銘柄数は92(39.0%)、変わらずは8(3.4%)、売買代金は前日比-137億円の1485億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比120、終値6,150)、インフォテリア(3853、前日比300、終値1,520)、ドリコム(3793、前日比252、終値2,235)、下落寄与度上位銘柄はリミックスポイント(3825、前日比-206、終値1,130)、サイバーステップ(3810、前日比-520、終値6,930)、アンジェス(4563、前日比-15、終値697)となりました。売買代金上位銘柄はインフォテリア、リミックスポイント、ドリコムでした。
マザーズ先物は前日比-23ポイントの1140ポイントで一日の取引を終えました。出来高は902枚でした。
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