JGBトレーディングフロア(2025年4月4日)

債券相場は大幅上昇。長期金利は一時約3カ月ぶりの低水準1.160%を付けた。米国のトランプ政権が発表した関税政策が市場想定よりも強硬で景気悪化懸念からリスク回避の債券買いが強まった。市場が落ち着き始めれば合理的な水準に収れんしていくだろうとしながらトランプ関税の影響は時間をかけて見ていく必要があり、すぐに金利が急上昇することはないとの見方。
3月下旬まで日銀の追加利上げを織り込む動きが続いていた分、期初の買いも相まって強い買い戻し圧力になっているようだ。スワップ市場は、一時5月の金融政策決定会合で2割強の利上げを織り込んでいたが、この日の利上げ確率は3%弱に、またの6月の会合も10%程度と大幅に低下した。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年4月3日)

債券相場は上昇。日本時間の早朝にトランプ米大統領が貿易相手国に対し相互関税を課すと発表し、世界的な景気減速や貿易戦争激化への懸念からリスク回避の動きから買いが優勢だった。またこの日の10年債入札を無難に終えたことも相場を支えた。長期国債先物相場は、一時2月26日以来となる140円00銭を付けた。
ただ国内株価が売り先行後もみ合いに転じた後は、終盤にかけて買いの動きも弱まった。投資家は、関税発表を受けた今晩の米国市場の動向を見極めないと動きにくいとの見方。

【メモ】
☆10年債入札(378回、CPN1.4%)落札結果
最低落札価格99円84銭(1.418%)、平均落札価格99円95銭(1.405%)、応札倍率3.15倍(前回2.66倍)、(事前予想価格99円87銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年4月2日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。株価が軟調に推移したことでリスク回避の買いが優勢になった。日銀による定例の国債買いオペも支えになった。引けにかけて超長期債や先物が一段高となった。
関税政策の発表を控え、様子見モードの中でもリスク回避姿勢から債券買いが入ったとの見方。明日の10年債入札は、新発債で償還が伸び足元の金利上昇による水準感と新年度入りで順調な結果が期待されたが、今日の既発債水準から1.5%台が難しいようであれば、結果的にやや札が流れる可能性もあるとの声も聞かれた。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1000億円、1-3年2750億円、3-5年2750億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ4.70、3.32、2.94、3.08倍。


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JGBトレーディングフロア(2025年4月1日)

債券相場は下落。トランプ米大統領による関税政策に絡んだ日米株価の大幅安が一服して、リスク回避の巻き戻しから売りが優勢となった。また朝方発表された3月の日銀短観も日銀の利上げ見通しに沿った内容との見方から相場の重しになったようだ。ただ足元の株安や米関税の影響は反映されていなく、国内は順調だが海外の不確実性は大きいとの指摘もあった。明日2日の米関税政策発表を控え、投資家は海外金融市場の動向を見極めたいようだ。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年3月31日)

債券相場は大幅上昇。米国で消費者マインドの悪化を受けて長期金利が大幅低下したことや国内株式相場の急落を受けて買いが優勢だった。
この日に実施された2年国債入札は無難な結果となり、債券相場の支えとなった。2年債入札は金利水準の高さやリスクオフムード、担保需要もあってある程度応札が集まり無難にこなしたとの見方だった。
日銀はこの日、午後5時に4-6月の国債買い入れオペ予定を公表、24年7月の金融政策決定会合で決めた買い入れ減額計画の実施後、中長期ゾーンに加えて、初めて超長期ゾーン(10-25年)が減額されたが、事前の予想に沿うもので、夜間の先物市場への影響も限定的だったようだ。

【メモ】
☆2年債入札(471回、CPN0.9%)落札結果
最低落札価格100円06銭6厘(0.869%)、平均落札価格100円07銭1厘(0.863%)、応札倍率3.41倍(前回3.16倍)、(事前予想価格100円5銭5厘)
☆4-6月日銀買いオペ方針
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2025/mpr250331a.pdf


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