JGBトレーディングフロア(2025年4月18日)

債券相場は先物や長期債が上昇した。前日の予想外に弱かった流動性供給入札を受けて下落した先物に反動がでたよとの見方。
ただこの日はグッドフライデーの祝日で海外の市場参加者が少なかったようで、買い一巡後はもみ合いとなった。朝方発表の3月の全国消費者物価指数のコアCPは引き続き強めながら市場予想と一致し、相場の反応も限られた。
米関税政策による不確実性の高まりで、利上げの可能性がかなり低下しており、CPIが強めでも反応しにくいようだ。

【メモ】
☆全国消費者物価指数2025年(令和7年)3月分(総務省)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年4月17日)

債券相場は先物や中長期債が下落。注目の赤沢経済再生担当相とベッセント米財務長官らとの関税に関する協議で為替は議題に上らなかったことで円高圧力への警戒感が後退し、リスク選好の株高・円安が重しになった。日米協議は最悪の展開は避けられた印象で、過度の警戒感が緩んだとの見方。
また、この日の残存期間5年超15.5年以下の流動性供給入札が弱い結果となり、午後に下げ幅を拡大した。

【メモ】
☆流動性供給入札(427回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.020%、募入平均利回り較差-0.001%、応札倍率2.39倍(前回3.90倍)


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JGBトレーディングフロア(2025年4月16日)

債券相場は大幅上昇。米長期金利が連日で低下した流れを引き継ぎ、買いが先行した。また今国会での補正予算案見送りとの日経報道や米関税政策で日本経済への懸念を示した日銀植田総裁のインタビュー記事も買いにつながった。
もっとも、これまでの急激なスティープ化の反動と見られ、「日米交渉次第で日銀利上げ観測が再び高まる可能性があるほか、日銀買い入れオペで超長期債の売りが増えており、一方向的に低下はしにくい」との声も聞かれた。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1-3年2750億円、3-5年2750億円、5-10年3000億円。、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ3.65、3.50、2.66、3.41倍。


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JGBトレーディングフロア(2025年4月15日)

債券相場は中長期債が下落。株価が上昇してリスク回避姿勢が後退し、安全資産である中長期国債の需要が低下した。
一方、この日行われた20年債入札は弱めの結果だったが、想定の範囲内との見方から20年債と30年債には買いが入った。割安さに着目した投資家需要があったとの見方が広がっており、超長期債の支えになったようだ。もっとも足元での金利上昇が急だったことによる自律反発的な動きで、買いが続くかどうかは、まだ未知数との声も聞かれた。
中長期債については、関税政策を巡る不透明感の後退は日銀の利上げ期待につながるため、日本の長期金利を押し上げる方向に働いたとの見方のようだ。また、この日は、10年物価連動債(29回債)が売られ、利回り(実質金利)がプラス域に上昇(0.095%)した。

【メモ】
☆20年債入札(192回、CPN2.4%)落札結果
最低落札価格100円35銭(2.374%)、平均落札価格100円69銭(2.349%)、応札倍率2.96倍(前回3.46倍)、(事前予想価格100円40銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年4月14日)

債券相場は超長期債が下落。米国関税措置をきっかけに急落した米国債の影響で投資家のリスク縮小の動きが強まっっている中、国会での経済対策の議論が歳出拡大への警戒感を強めた。新発20年債利回りは一時2.44%に上昇、また新発30年債利回りは同3時過ぎに取引が成立し一時12bp高い2.845%と、ともに2004年以来の高水準を付けた。
生命保険会社などの買い手が不在の中、超長期債を支えていた年金基金も株価回復や円安がなければ売り手になる可能性が高く、まだ水準調整が必要で明日の20年債入札も警戒感を強めているとの見方。一方、先物や中長期債はリスク回避の動きや日銀利上げ観測の後退で堅調となった。

【メモ】
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