JGBトレーディングフロア(2025年7月2日)

債券相場は中長期債が下落。米長期金利が時間外取引で小幅上昇したことが重しとなった。日米交渉が難航していることによるリスク回避の買いは一巡したとの見方もあった。明日の30年債入札は、発行額が減額されて初めての入札で、期待を込めて無難に消化されると見るが、明日公示となる参院選での与党大敗の可能性も決してゼロではなく、その後の財政拡大圧力を警戒する投資家もいるだろうとの声も聞かれた。この日の定例の日銀国債買い入れオペでは、残存期間10年超25年以下の応札倍率は前回から上昇し需給の緩みを示唆した。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1000億円、1-3年3250億円、3-5年3250億円10-25年1350億円。応札倍率は、それぞれ4.18、2.60、1.98、3.60倍


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