JGBトレーディングフロア(2025年4月1日)

債券相場は下落。トランプ米大統領による関税政策に絡んだ日米株価の大幅安が一服して、リスク回避の巻き戻しから売りが優勢となった。また朝方発表された3月の日銀短観も日銀の利上げ見通しに沿った内容との見方から相場の重しになったようだ。ただ足元の株安や米関税の影響は反映されていなく、国内は順調だが海外の不確実性は大きいとの指摘もあった。明日2日の米関税政策発表を控え、投資家は海外金融市場の動向を見極めたいようだ。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年3月31日)

債券相場は大幅上昇。米国で消費者マインドの悪化を受けて長期金利が大幅低下したことや国内株式相場の急落を受けて買いが優勢だった。
この日に実施された2年国債入札は無難な結果となり、債券相場の支えとなった。2年債入札は金利水準の高さやリスクオフムード、担保需要もあってある程度応札が集まり無難にこなしたとの見方だった。
日銀はこの日、午後5時に4-6月の国債買い入れオペ予定を公表、24年7月の金融政策決定会合で決めた買い入れ減額計画の実施後、中長期ゾーンに加えて、初めて超長期ゾーン(10-25年)が減額されたが、事前の予想に沿うもので、夜間の先物市場への影響も限定的だったようだ。

【メモ】
☆2年債入札(471回、CPN0.9%)落札結果
最低落札価格100円06銭6厘(0.869%)、平均落札価格100円07銭1厘(0.863%)、応札倍率3.41倍(前回3.16倍)、(事前予想価格100円5銭5厘)
☆4-6月日銀買いオペ方針
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmdeci/mpr_2025/mpr250331a.pdf


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JGBトレーディングフロア(2025年3月28日)

債券相場は上昇。株安を受けたリスク回避に加え、この日、日銀が実施した国債買い入れオペでは、応札倍率が前回から低下したことや、残存期間5-10年ゾーンのオペがやや強めな結果(実勢より低い利回り)となったことで需給改善に期待した買いが入った。
朝方発表された東京都区部CPIは、総合もコア指数も予想を上回る結果となり、売り圧力につながるかと見られたが、その後発表された日銀政策決定会合の「主な意見」でトランプ米政権の関税政策による先行きの不確実性の高まりを警戒する声など、利上げに対する慎重さが感じられ、この日に限ってみれば債券売りとはならなかったようだ。

【メモ】
☆東京都区部 2025年(令和7年)3月分(中旬速報値・総務省)
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/kubu.pdf


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JGBトレーディングフロア(2025年3月27日)

債券相場は長めの超長期債が上昇。この日の40年債入札が堅調な結果となり、買いが強まった。トランプ米大統領による自動車関税発動の発表を受けた世界経済への影響を懸念したリスク回避の流れも相場を支えた。40年債入札は入札史上で最も高い利回りと、来年度の発行減額による需給改善期待から積極的に買った投資家もいたようだ。年度末に関係なく動ける海外投資家の買いがあったとの声も聞かれたが、明日の東京都区部消費者物価指数(CPI)や日銀決定会合の「主な意見」の発表を控え、上値を買い進むまでには至らなかった。

【メモ】
☆40年債入札(17回、CPN2.2%)落札結果
発行価格87円77銭、応募者利回り2.710%、応札倍率2.92倍(前回2.75倍)、(事前予想利回り2.790%)


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JGBトレーディングフロア(2025年3月26日)

債券相場は下落。長期金利は一時1.585%と08年10月以来の水準に上昇したほか、新発2年債利回りは0.88%、新発5年債利回りは1.18%と、ともに08年以来の高水準を連日で更新した。日銀の追加利上げに対する警戒感が引き続き中長期債への売り圧力となった。東京都区部消費者物価指数(CPI)や日銀決定会合の主な意見の発表を控えていることや、植田総裁の国会答弁も含め、利上げ継続が意識させられる情報やデータが続くことで、投資家は買いを控えているようだ。

【メモ】
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