JGBトレーディングフロア(2025年7月1日)

債券相場は上昇。朝方発表された6月の日銀短観で大企業製造業の景況感が予想を上回ったことで全般安く始まるも、この日行われた10年債入札が好調な結果となり、午後から買いが優勢となった。またトランプ大統領が新たに米国産コメの輸入に不満を示すなど依然日米関税交渉の出口が見えないことも、日銀の利上げ期待を下げることから優位に働いたようだ。

【メモ】
☆10年債入札(379回、CPN1.5%)落札結果
最低落札価格100円47銭(1.446%)、平均落札価格100円50銭(1.442%)、応札倍率3.51倍(前回3.66倍)、(事前予想価格100円40銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年6月30日)

債券相場は超長期債を中心に下落。米長期金利の上昇に加え、明日の10年入札を皮切りにその後も入札が続くことへの目先の需給懸念から売りが優勢だった。特に3日の30年債入札は、財務省の発行減額が行われるが、参院選が近づき財政拡張への懸念も根強く、警戒感が強まっているようだ。一方で先物は午後、急速に下げ幅を縮小した。朝方からリスクオンで買われていた株が上げ幅を縮小したことを受けて下げ幅を縮小したとの見方。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年6月27日)

債券相場は下落。米国と中国が関税休戦の署名や上乗せ関税の一時停止措置の延長観測によるリスクオンの流れで売られた。朝方発表された6月の東京都区部消費者物価指数で生鮮食品を除くコアが市場予想(3.3%上昇)を下回る前年比3.1%上昇と、伸びが縮小したことで取引開始直後の先物がやや強含んだが、続かなかった。
ただトランプ関税交渉の行方が不透明な中で米国の利下げ期待も根強く、国内インフレ期待の低下となれば円債も売りにくい状況になるとの見方もあるようだ。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2025年6月26日)

債券相場は超長期債が上昇。7月から発行減額となることを受けた需給改善期待に加え、米長期金利の低下を材料視した買いが入った。また、この日実施された2年債入札はおおむね市場予想通りだった。超長期債の発行減額の影響で今年度後半から2年債が増発され先行き需給面に対する警戒感もあったが、今回は日銀の早期利上げ観測の後退が買いにつながったとの見方。
一方で、中長期債は下落。一部で超長期債との間でイールドカーブのフラット化を狙った取引が出ている可能性があると指摘する声が聞かれた。

【メモ】
☆2年債入札(192回、CPN0.7%)落札結果
最低落札価格99円93銭0厘(0.735%)、平均落札価格99円94銭2厘(0.729%)、応札倍率3.90倍(前回3.77倍)、(事前予想価格99円93銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年6月25日)

債券は上昇。朝方発表された、今月16~17日の政策決定会合「主な意見」で日銀の追加利上げに慎重な姿勢が確認されたほか、定例の日銀国債買い入れオペも無難に通過して買いが優勢だった。また米金利の低下基調だったこともした支えとなった。この日、ややタカ派と目される日銀田村審議委員の講演が福島で行われ、その発言に注目集まるも踏み込んだ内容はなく影響は限定的だった。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年2750億円、5-10年3000億円、25年超750億円、物価連動債500億円。応札倍率は、それぞれ2.41、1.62、2.25、4.11倍
☆田村審議委員挨拶要旨「わが国の経済・物価情勢と金融政策」(福島県金融経済懇談会)
https://www.boj.or.jp/about/press/koen_2025/data/ko250625a1.pdf


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