JGBトレーディングフロア(2024年8月22日)

債券相場は中長期債と先物が下落。明日の植田日銀総裁の閉会中審査を控えて投資家の姿勢が慎重で、売りが優勢だった。この日の流動性供給入札がやや弱めの結果になったことも相場の重しになった。一方、利下げ観測の高まりを受けて米金利が低下する中、超長期債は買われた。ただ、ここへきて植田総裁が市場に動揺を与えるような発言を行うとは考え難く、また明日夜にはパウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演を控えており、それらを見極める姿勢から動きにくくなっている状況との見方のようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(411回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.002%、募入平均利回り較差-0.005%、応札倍率3.05倍(前回3.26倍)。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年8月20日)

債券相場は中期債や先物が買われる一方、長期・超長期債は売られ、利回り曲線はスティープ化した。この日行われた20年国債入札は無難に通過したものの、その後のセカンダリー市場では、早々に戻り売りが上値を抑える形となった。投資家の一定の実需は確認できたものの、一方で、今は日銀のスタンスを見極めようとしている状況で、一部では再びタカ派姿勢を強めることを警戒する向きもあり、相場の上値を追う感じでは無いようだ。目先、23日に行われる衆参両院での閉会中審査での植田総裁の発言に注目が集まっている。

【メモ】
☆20年債入札(189回、CPN1.9%)落札結果
最低落札価格102円70銭(1.717%)、平均落札価格102円87銭(1.706%)、応札倍率3.42倍(前回3.80倍)、(事前予想価格102円70銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年8月19日)

債券相場は下落。明日の20年債入札や週末23日に行われる植田日銀総裁の閉会中審査での発言を控える中、金融市場の混乱によるショートカバーは一巡し、高値警戒感から売りが優勢だった。既存の20年債も、まだ低い金利水準に留まっている印象で調整売りも入ったとのこと。ただ市場の落着きとともに再び日銀の追加利上げに関心が向き始めているものの、一方で下値では買えていない投資家の需要も控えているようで、明日の入札で、どの程度の需要が集まるかに焦点が向いているようだ

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2024年8月16日)

債券相場は大幅下落。堅調な経済統計を受け9月の大幅な利下げ観測が後退した米国で金利が上昇した流れを引き継いだ。この日の10年物価連動国債入札は無難な結果となり相場への影響は限定的だった。債券相場は、引き続き米金利動向をにらみながらの動きとなりそうだが、9月の利下げはほぼ織り込みつつあり、金融市場の混乱で水準的にはまだ高い位置にあるものの、国内株価が大きく戻しているため、買えていない投資家需要も一巡すれば、再び日銀の利上げ期待による売り圧力は徐々に高まってくるとの見方。

【メモ】
☆物価連動債入札(29回、CNP0.005%)落札結果
最低落札価格104円30銭、募入最高利回り -0.426%、応札倍率2.96倍(前回4.27倍)。
(事前予想価格104円00銭)


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JGBトレーディングフロア(2024年8月14日)

債券相場は上昇。前日の米長期金利の低下を受けて買い先行で始まった後、岸田首相が自民党総裁選への不出馬を表明したことで、金利先高観が意識され押し戻される展開、この日行われた5年国債入札も弱めの結果となった。ただその後の下値が限定的だったことから先物中心に買い戻され、再度上値を切り上げた。総裁選については現段階では消化難の状況で初期反応は下方向だったが、具体的な候補や時期が見えてくるまでは、上下どちらにも動きにくいとの見方。

【メモ】
☆5年債入札(171回、CPN0.4%)落札結果
最低落札価格99円70銭(0.463%)、平均落札価格99円75銭(0.452%)、応札倍率3.51倍(前回4.26倍)、(事前予想価格99円72銭)


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