JGBトレーディングフロア(2024年10月29日)

債券相場は超長期債が上昇。米長期金利が時間外取引で低下し、為替の円安が一服したことに加え、衆院選結果を受けた財政拡大懸念を背景に前日に超長期債が大きく売られたことによる反動が出たとの見方。一方で中・長期債や先物はほぼ横ばいだった。実際のところ石破政権の財政政策については、補正予算成立のめどや財政規模など不透明感強く市場も織り込み切れていないとの声も聞かれ、日銀金融政策決定会合や米大統領選挙を間近に控えて様子見ムードも強く、方向感は見出しにくいようだ。なおこの日の2年債入札は投資家の需要強く好調な結果となった。

【メモ】
☆2年債入札(466回、CPN0.5%)落札結果
最低落札価格100円08銭5厘(0.457%)、平均落札価格100円09銭(0.454%)、
応札倍率4.87倍(前回3.81倍)、(事前予想価格100円07銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年10月28日)

債券相場は下落。衆議院選挙での与党過半数割れを受け、朝方は政治の先行き不透明感からリスク回避の動きで先物が買い先行となったが、石破政権が積極的な財政出動に前向きな野党と連携すれば国債増発につながるとの警戒感から超長期債中心に売られ、連れる形で先物もマイナスに転じた。為替の円安進行も重しになったようだ。ただ新しい連立政権の枠組みが固まらない中、財政懸念だけでどんどん売られることも考えにくく、今は米大統領選を控える中、米長期金利が高止まりしていることも影響しているとの見方。

【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年3250億円、5-10年3750億円、10-25年1500億円、物価連動債600億円。応札倍率は、それぞれ3.01、2.37、2.33、3.12倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年10月23日)

債券相場は超長期債が軟調。米長期金利が高止まりする中、時間外でさらに上昇し、それに伴って円安が進行したことで日銀の早期追加利上げ観測が再び強まってきたことで売りが先行した。新発30年債利回りは一時2.22%と8月上旬以来、また新発40年国債利回りは5月の水準を上回り、一時2.535%と16年ぶりの高水準を付けた。明日は20年債入札を控えており、地合いの悪さから警戒感が強まっているようだ。27日投開票の衆議院選挙については、与党が過半数割れになった場合、株安によるリスク回避の債券買いの動きを予想する声も聞かれるものの、その後の財政拡大政策に対する懸念を市場は織り込み始めているとの見方。

【メモ】
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JGBトレーディングフロア(2024年10月22日)

債券相場は下落。米長期金利が上昇したことに加え、為替の円安を材料に売りに押された。この日行われた10年GX国債入札は事前予想に近く無難に消化されたが、今回は前回見られた普通国債に比べて割高に推移するグリーニアムは消滅し、流動性の乏しさから逆にリスクプレミアムが付加される結果となり、落札結果直後は先物などに売りが出た。また夕方に入って40年債利回りは2.52%まで上昇し、5月以来の高水準となった。衆院選で与党が過半数割れとなり、連立政権下で財政が拡張されることへの懸念が強まっているとも味方。

【メモ】
☆10年GX債入札(2回、CPN1.0%)落札結果
応募者利回り0.943%、応札倍率3.31倍(前回3.15倍)、(事前予想利回り0.945%)


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JGBトレーディングフロア(2024年10月18日)

債券相場は下落。長期金利は一時約2カ月半ぶりの高水準(0.980%)を付けた。米長期金利の上昇と為替の円安が日銀の追加利上げを後押しするとの見方につながり、相場の重しとなった。ただ午後に入って、この日の日銀国債買入れオペで応札倍率が前回より低めとなるなど、売り需要も限られたことから、買い戻しの動きも出て下げ幅を縮めた。ドル円相場が150円を超えて円安がさらに進めば、日銀の追加利上げの思惑も生じやすいとの声もあるが、国内衆議院選、米国大統領選と先行き不透明な政治イベントを控えて、基本は売り買いどちらにもポジションを傾けにくいとの見方のようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3250億円、3-5年3250億円、5-10年3750億円、25年超750億円。
応札倍率は、それぞれ2.35、3.12、2.29、2.14倍。


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