JGBトレーディングフロア(2022年4月4日)

債券相場は長期債を中心に上昇し新発10年債利回りも小幅低下した。
この日の4月最初の日銀買いオペは事前のオペ方針の通告通りに増額され、金利上昇を抑えた。一方で超長期債利回りは小幅上昇、変動の大きかった3月から、落着く水準を探っている印象で、利回り曲線はスティープ化した。なお「超長期国債先物取引活性化プログラム」で、この日から取引額面の引下げとなった同先物は3年弱ぶりに取引成立(取引額面8000万円)した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1500億円、1-3年4750億円、3-5年4750億円、10-25年1250億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ3.48、3.02、2.64、4.59倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年4月1日)

債券相場は超長期債が反落。日銀が4-6月期の国債買い入れオペ予定で幅広い年限の買入れを増額したことで、前日の先物夜間取引からの流れを引き継ぎ買いが先行したものの、この日の米長期金利が時間外取引で上昇したことや、超長期ゾーンの戻りが相対的に大きくなり結果的に買いが続かなかったこと、また水準感から新年度入りの損益確定の売りの見方も出て、売りに押される展開となった。

【来週のスケジュール】
4/4
<国内予定>
東証,市場区分を「プライム」「スタンダード」「グロース」に再編 / 日銀買いオペ(1-3,3-5,10-25年) / マネタリーベース月末残高(3月)
<海外予定>
【米国】米製造業受注(2月)
【欧州】ユーロ圏財務相会合(ユーログループ) / 英中銀総裁講演 / 独貿易収支(2月)
【その他】*****

4/5
<国内予定>
10年債入札 / 毎月勤労統計(2月) / 家計支出(2月) / 日銀,需給ギャップと潜在成長率
<海外予定>
【米国】ブレイナードFRB理事,ミネアポリス連銀主催フォーラムで講演(オンライン) / 貿易収支(2月) / S&Pグローバル米サービス業・コンポジットPMI(3月) / ISM非製造業総合景況指数(3月)
【欧州】EU財務相理事会
【その他】豪中銀,政策金利発表

4/6
<国内予定>
*****
<海外予定>
【米国】米FOMC議事要旨(3月15,16日開催分) / 米下院エネルギー・商業委員会,ガソリン価格に関する公聴会
【欧州】ユーロ圏PPI (2月) / 独製造業受注(2月)
【その他】中国財新コンポジットPMI(3月) / 中国財新サービス業PMI(3月)

4/7
<国内予定>
30年債入札 / 国庫短期証券(6カ月)入札 / 日銀野口審議委員あいさつ,会見(オンライン,熊本県金融経済懇談会) / 営業毎旬報告(3月31日現在) / 東京オフィス空室率(3月) / 日銀,生活意識に関するアンケート調査 / 景気動向指数(2月)
<国内決算>
ウエルシア(3141) / 7&iHD(3382)
<海外予定>
【米国】セントルイス連銀総裁講演 / アトランタ連銀総裁,シカゴ連銀総裁イベントに参加(シカゴ連銀主催) / 消費者信用残高(2月)
【欧州】ECB議事要旨(3月会合分) / ユーロ圏小売売上高(2月) / 独鉱工業生産(2月)
【その他】中国外貨準備高(3月)

4/8
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀買いオペ(1-3,3-5,5-10年) / CP買い入れオペ / 国際収支:経常収支 (2月) / 倒産件数(3月) / 消費者態度指数(3月) / 景気ウォッチャー調査(3月)
<国内決算>
安川電(6506)
<海外予定>
【米国】米卸売在庫(2月)
【欧州】*****
【その他】
露GDP(4Q)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
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JGBトレーディングフロア(2022年3月31日)

債券相場は超長期債中心に上昇。日銀が前日に総額2兆円を超える大規模な国債買い入れオペを実施して金利上昇を抑制する姿勢を示したことで、買い安心感が広がった。次の四半期の国債買い入れオペ予定での増額期待も相場を支えた。17時に発表された4-6月の買いオペ方針では、1年以下のゾーンを除いて増額し、先物は夜間取引で150円台の高値を付けた。(18:00現在)

【メモ】4月買いオペ予定
1年以下1500億円×1回
1-3年4750億円×4回(3月4500億円×4回)
3-5年4750億円×4回(3月4500億円×4回)
5-10年5000億円×4回(3月4250億円×4回)
10-25年1250億円×2回(3月1500億円×1回)
25年超500億円×2回(3月500億円×1回)


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JGBトレーディングフロア(2022年3月30日)

債券相場は大幅高。日銀が昨日から通知している連続指し値オペに加え、朝方に定例実施の買いオペの増額と、この日の対象にない超長期ゾーンの臨時オペを通知したことを受けて買い圧力が強まった。
日銀は午後にも金利上昇が相対的に大きい長期、超長期ゾーンに臨時オペを通知し、先物がショートカバーを巻き込む形で、一時この日の高値となる149円88銭まで上昇した。日銀は10年債の前後のゾーンも買い入れを増やすことで、イールドカーブコントロールの維持を徹底する姿勢を強調したとの見方。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、
<午前> 3-5年6000億円(1500億円増額)、5-10年7250億円(3000億円増額)、10-25年1500億円(臨時)、25年超1000億円(臨時)。応札倍率はそれぞれ1.31、2.08、2.77、2.58倍。
<午後>5-10年5000億円(臨時)、10-25年1000億円(臨時)、25年超500億円(臨時)、応札倍率はそれぞれ1.92、3.51、4.79倍。尚、指値オペは、応札なし。


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JGBトレーディングフロア(2022年3月29日)

債券市場で長期金利は小幅に低下。日銀は31日まで毎日10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる連続指し値オペを行うことを昨日通知し、本日も午前午後と2回行い金利を抑制した。一方、この日の40年債入札が低調な結果となったことを受けて超長期債は大幅安となった。先物は前日夜間取引で148円72銭のYCC後の安値を更新するも、日中取引では、その水準にサヤ寄せする流れとはならなかった。

【メモ】
☆40年債入札(14回リオープンCPN 0.7%)落札結果
発行価格87円50銭(1.095%)、応札倍率2.19倍(前回2.57倍)。(事前予想利回り1.040%)


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