JGBトレーディングフロア(2022年6月15日)

債券相場は急落。先物は2013年4月以来の大幅な下落となり、大阪取引所は一時的に売買を停止する「ダイナミック・サーキット・ブレーカー」を発動した。米金利先高観や今週末の日銀の金融政策に対する思惑が影響したとの見方が出ていた。
一方、日銀はこの日の午前に通知した先物のチーペストを買い入れ対象とした指し値オペを翌日以降も継続すると発表した。結果的に先物だけが急落している状況で、参加者も限られ、市場が壊れてしまっているとの見方。

【メモ】
☆日銀オペ1-3年6250億円、3-5年6250億円、5-10年8000億円、10-25年2500億円、25年超1500億円。応札倍率はそれぞれ2.00、1.42、3.22、2.41、1.89倍。10年指値オペ落札額 5443億円、7年356回落札額7212億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年6月14日)

債券相場は大幅安。米長期金利が引き続き大幅に上昇したことを受けて売りが優勢だった。日銀が明日の国債買い入れオペの増額と超長期債の追加オペに加え、午後に超長期債の臨時オペを通知したことを受けて買われる場面もあったが、先物を中心に相場の戻りは限定的だった。

【メモ】
☆流動性供給入札落札結果(第360回、残存期間15.5年超39年未満)
最大利回較差+0.099% 平均利回較差+0.084% 応札倍率1.95倍(前回2.04倍)。
☆日銀臨時オペ5-10年8000億円、10-25年1000億円、25年超500億円。応札倍率はそれぞれ1.01、3.43、2.86倍。10年指値オペ落札額2兆2126億円兆


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2022年6月13日)

長期金利が0.255%と約6年半ぶりの高水準となり、日銀がイールドカーブコントロールで許容する変動幅の上限を上回った。
5月の米CPIの伸びが予想以上に加速したことを受けた米金利上昇が国債の売り圧力となったほか、超長期債や先物9月限が大幅安となったことも影響した。
長期金利が上限を突破したことを受けて、日銀は午後2時に臨時の国債買いオペを14日に実施すると通知した。買いオペの基準になる公社債店頭売買参考値(日本証券業協会発表)では残存9.5年以下の一部の国債が0.25%を上回る状況(逆イールド)となった。


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JGBトレーディングフロア(2022年6月10日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。日銀の国債買い入れオペでの超長期債の需給の良さが示されたことが手掛かりとなり買いが優勢だった。また債券先物は、6月限が13日に取引最終日を控えており、9月限へのロールの動きは6月限への買い戻し圧力になっているとの見方。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下1500億円、1-3年4750億円、3-5年4750億円、25年超500億円(事前通告通り)。応札倍率はそれぞれ4.11、2.47、2.23、3.22倍。

【来週のスケジュール】
6/13
<国内予定>
景況判断(2Q)
<国内決算>
神戸物産(3038)
<海外予定>
【米国】米下院特別委員会議事堂襲撃事件公聴会
【欧州】英鉱工業生産(4月)
【その他】中国経済全体のファイナンス規模新規融資マネーサプライ(5月15日までに発表)
<海外決算>
オラクル

6/14
<国内予定>
財務省国庫短期証券(6カ月)入札 / 財務省流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満) / 営業毎旬報告(6月10日現在) / 設備稼働率(4月) / 鉱工業生産(4月)
<海外予定>
【米国】米FOMC / 米中間選挙予備選(メーンノースダコタネバダサウスカロライナ州) / 米PPI(5月)
【欧州】ドイツ2年債入札 / OPEC月報 / 独CPI(5月) / 独ZEW期待指数(6月) / 英ILO失業率(2-4月)
【その他】*****

6/15
<国内予定>
通常国会会期末 / 国庫短期証券(1年)入札 / 日銀国債買いオペ1-3,3-5,5-10年) / コア機械受注(4月) / 第3次産業活動指数(4月) / 訪日外客数(5月)
<海外予定>
【米国】米FOMC声明発表FRB議長記者会見と経済予測 / 米下院特別委員会議事堂襲撃事件公聴会 / 輸入物価指数(5月) /小売売上高(5月) / NAHB住宅市場指数(6月) / 企業在庫(4月)
【欧州】ECB総裁講演 / ユーロ圏鉱工業生産(4月)
【その他】中国小売売上高・工業生産(5月)と固定資産投資(1‐5月) / 露GDP(1Q)

6/16
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 貿易収支(5月)
<海外予定>
【米国】米住宅着工件数(5月)
【欧州】英中銀政策金利発表 / スイス中銀政策金利発表/ ユーロ圏財務相会合(ユーログループ) / 欧州新車販売台数(5月)
【その他】豪雇用統計(5月) / ニュージーランドGDP(1Q) / 中国新築住宅価格(5月)
<海外決算>
アドビ

6/17
<国内予定>
日銀金融政策決定会合,黒田総裁会見
<海外予定>
【米国】景気先行指標総合指数(5月)
【欧州】EU財務相理事会 / ユーロ圏CPI(5月)
【その他】*****


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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年6月9日)

債券相場は超長期債を中心に下落。原油高によるインフレ懸念の強まりから米10年国債利回りが上昇したことを受けて売りが優勢だった。
日銀指し値オペで長期金利の上昇は抑えられ横ばいだが、先物9月限が夜間取引にサヤ寄せする形で大きく下げて始まった。
その後下げ幅を縮め、引けでは前日終値を上回ったが、限月間のスプレッド拡大によって前日比での上げ幅は6月限を下回った。国内金利に対する先高観が根強いのと、6月限の買戻し圧力が働いているようだ。

☆流動性供給入札落札結果(第359回、残存期間5年超15.5年以下)
最大利回較差 -0.003% 平均利回較差-0.006% 応札倍率6.15倍(前回4.33倍)。


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