債券相場は超長期債中心に上昇。米長期金利が前日に低下に転じたことに加えて、この日の30年国債入札を波乱なく通過したことで買い圧力が掛かった。入札自体はやや弱めの結果になったものの、生保資金の円債回帰の観測が超長期債相場を支えた。
一方で、中長期債は、米国の景気減速懸念が広がる中での明日の消費者物価指数の発表とあって結果を見極めたい様子。米国の年内利上げ継続が想定されている以上、米金利の低下余地も限られるとの見方から積極的には買いづらいようだ。
【メモ】
☆30年債入札(75回リオープン,CPN 1.3%)落札結果
最低落札価格103円85銭(1.127%)、平均落札価格104円04銭(1.119%)、応札倍率2.95倍(前回3.25倍)。(事前予想価格103円90銭)


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