JGBトレーディングフロア(2023年5月17日)

債券相場は上昇。実勢水準の割高感から警戒されていた20年債入札が順調な結果となり、良好な需給関係を確認したとして長期や超長期ゾーンを中心に買われた。長期金利指標である新発10年国債は一時0.355%と約1カ月半ぶりの水準に低下した。日銀による金融政策修正が後ずれするという見方から、買い遅れた投資家が水準を切り上げた。
また債券ベアファンド解約の可能性に触れたこの日の日経記事など、先物への買戻し圧力が継続しているとの見方も相場の底堅さにつながっているようだ。

【メモ】
☆20年債入札(184回,CPN1.1%)落札結果
最低落札価格101円75銭(0.994%)、平均落札価格101円79銭(0.992%)、応札倍率3.69倍(前回2.96倍)(事前予想価格101円65銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年5月16日)

債券相場は上昇。前日の米長期金利がFRB高官らのタカ派的な発言などを受けて上昇するも、時間外取引となるアジア時間で低下に転じ、国内債も買いが優勢になった。17日に行われる20年債入札の実勢水準1%割れを警戒した昨日の動きが和らぎ、取引終盤に向けて超長期ゾーンに再び買いが入ったことも相場上昇を促した。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年5月15日)

債券相場は下落。先週末に米国ミシガン大発表の経済指標でインフレ期待の加速が示されたことで米金利が上昇、国内債もその流れを引き継いだ。17日に入札を控える20年債が1%割れ手前の水準に達していたことで高値警戒感が強まり相場全体を押し下げた。先週末に上抜けたように見えた先物も、買いの勢いは後退し、再び元のレンジに戻った形。この日行われた5年債入札は無難に通過した。

【メモ】
☆5年債入札(158回,CPN0.1%)落札結果
最低落札価格99円90銭(0.120%)、平均落札価格99円92銭(0.116%)、応札倍率3.70倍(前回3.95倍)(事前予想価格99円90銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年5月12日)

債券相場は上昇。長期金利は約1カ月ぶりの水準に一時低下した。米国PPIがCPIに続いて伸びの鈍化を示し、米金利が低下したことを受けて買いが先行した。この日、日銀の定例国債買い入れでのオファー額の減額が警戒されていたものの長期ゾーンのみの小幅な減額にとどまったことも買い安心感につながった。先物も一時、149円21銭と欧米の金融システム不安で買いが先行した3月24日以来の水準まで上昇、ただ急激な上げピッチに対する高値警戒感から終盤は売り戻され、上げ幅を縮めた。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4750億円、5-10年6250億円(500億円減額)、10-25年2000億円、25年超1000億円。応札倍率は、それぞれ1.69、2.16、2.06、3.44倍。

【来週のスケジュール】
5/15
<国内予定>
5年利付国債入札
工作機械受注(4月) / 国内企業物価指数(4月)
<国内決算>
エーザイ(4523) / 日本郵政(6178) / 京セラ(6971) / 三井住友フィナンシャルグループ(8316) / 電通G(4324) / ゆうちょ銀(7182) / MUFG(8306)ほか
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁あいさつ(金融市場関連会合) / 米ミネアポリス連銀総裁,討論会参加 / ニューヨーク連銀製造業景況指数(5月) / 対米証券投資(3月)
【欧州】ユーロ圏財務相会合(ユーログループ) / ユーロ圏鉱工業生産(3月) / 欧州委員会春季経済予測
【その他】中国,中期貸出制度(MLF)1年物金利
<海外決算>
****

5/16
<国内予定>
*****
<国内決算>
光通信(9435)
<海外予定>
【米国】クリーブランド連銀総裁講演(ダブリン) / ニューヨーク連銀総裁イベントで公開討議(バージン諸島の大学) / 米アトランタ連銀総裁とシカゴ連銀総裁公開討論 / 小売売上高(4月) / NAHB住宅市場指数(5月) / 企業在庫(3月)
【欧州】EU財務相理事会 / 欧州評議会首脳会議 / 欧州復興開発銀行(EBRD)年次総会 / フランス・カンヌ映画祭 / ユーロ圏GDP(1Q) / 英ILO失業率(1-3月) / 独ZEW期待指数(5月)
【その他】中国小売売上高・工業生産(4月)・都市部固定資産投資(1-4月)
<海外決算>
百度ほか

5/17
<国内予定>
20年利付国債入札 / GDP(年率/季調済/前期比) / 鉱工業生産(3月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】米住宅着工件数(4月)
【欧州】欧州新車販売台数(4月) / ユーロ圏CPI(4月)
【その他】中国新築住宅価格(4月)
<海外決算>
シーメンス / テンセントほか

5/18
<国内予定>
国庫短期証券(1年)入札
国債買い入れオペ(1-3年,3-5年,5-10年,残存25年超) / 社債買い入れオペ / 首都圏新築分譲マンション(4月) / 貿易収支(4月)
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月) / 景気先行指標総合指数(4月) / 中古住宅販売件数(4月)
【欧州】ECB経済報告
【その他】豪雇用統計(4月)
<海外決算>
ウォルマート / アリババGほか

5/19
<国内予定>
G7広島サミット(21日まで) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / 流動性供給入札(残存期間5年超15.5年以下)/ 全国CPI(4月) / 第3次産業活動指数(3月)
<国内決算>
東京海上ホールディングス(8766) / SOMPOホールディングス(8630)
<海外予定>
【米国】ニューヨーク連銀総裁基調講演 / パウエルFRB議長とバーナンキ元FRB議長討論会参加
【欧州】ECBのラガルド総裁ブラジル中銀会議に参加
【その他】アラブ連盟首脳会議(サウジアラビア・リヤド)


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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年5月11日)

債券相場は上昇。長期金利は0.385%に低下した。4月の米CPIでインフレ鈍化が示され、米長期金利が低下した流れを引き継いだほか、30年債入札が順調な結果となったことも買い圧力につながった。米CPIに続いて今晩のPPIについても鈍化が予想され、利上げ停止の思惑から、長期金利の水準感がやや低下してきているようだ。

【メモ】
☆30年債入札(78回,CPN1.4%)落札結果
最低落札価格103円10銭(1.257%)、平均落札価格103円20銭(1.252%)、応札倍率3.49倍(前回3.19倍)(事前予想価格103円00銭)
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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