マザーズ市場デイリーレポート(2016年8月3日)

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マザーズ指数は前日比-32.68ポイントの925.35ポイントと4日ぶりに下落しました。下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ジグソー(3914)、ナノキャリア(4571)、上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779)、フリークアウト(6094)、IBC(3920)となりました。上昇銘柄数は31(14%)、下落銘柄数は185(83%)、変わらずが7(3%)とかなり下落銘柄多い展開となりました。マザーズ指数の騰落レシオは87.26(25日)と、ここのところ低位安定して動いています。

ナノキャリアは、平成28年度戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)に、「NanoFect」が採用されたということを10時に発表したことが好感され上昇する場面もありましたが、後場は安い展開となり、61円安の903円で引けました。IBCは昨日引け後、コンセンサス・ベイスとブロックチェーン分野で業務提携したことが好感され、上昇しました。IBCのネットワークシステムの性能監視を中心としたツールの開発・販売、性能評価サービスなどが活かされるようです。

フィンテック関連では、今朝、海外の仮想通貨取引所のBitfinexがハッキングに合い、6,000万ドル相当のビットコインが盗まれ、ビットコインが暴落したというニュースもありました。仮想通貨では最近TheDAOでのETH盗難もあり、その周辺技術に関心が集まりそうです。

 

マザーズ指数先物は前日比-35.5ポイントの919ポイントで取引を終えました。出来高は568枚と減少し、前日付けの建玉は3,169枚となっています。日経平均先物などは下落時に出来高が増加する傾向にありますが、マザーズ先物は上昇する時に出来高が増加し、下落する際に減少するという傾向が今のところ見られます。

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