米国待ちで小動き(2017年3月23日)

株式市場概況

日本株は小幅反発しTOPIX指数は前日比+0.21ポイント(+0.01%)の1,530ポイントで取引を終えました。寄付き後は売りが優勢となり、前日比で下落幅が7ポイント(0.5%強)となる場面がありましたが、注目された籠池理事長の証人喚問では新事実も出なかったことから安心感で買い戻され、その後は今晩の米国市場待ちということで小動きとなりました。

セクター別では石油・石炭、鉱業、不動産の上昇率が大きく、その他製品、海運、銀行の下落が目立ちました。スタイルインデックスではマザーズ指数の上昇率が大きく、東証2部、TOPIXスモールの下落率が大きくなりました。小型株指数間のパフォーマンスの差が生じており、今後の展開が注目されます。


市場の注目は今晩、トランプ政権によるオバマケアの代替案が議会で承認されるかに集まっています。それが叶わない場合、トランプ氏が選挙で掲げていた政策の実行が遅くなるとの懸念から、市場の期待が剥落することとなります。結局法案を通すのは議会なので、議会との関係が良好になることが望まれます。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比10.71ポイントの1044.13ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は124(55.4%)、下落銘柄数は86(38.4%)、変わらずは14(6.2%)、売買代金は前日比-24億円の1145億円と前日比で減少しました。

上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比600、終値11,190)、ディー・ディー・エス(3782、前日比133、終値1,099)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比32、終値727)、下落寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比-80、終値5,070)、エナリス(6079、前日比-75、終値588)、アスカネット(2438、前日比-58、終値1,996)となりました。売買代金上位銘柄はそーせいグループ、ディー・ディー・エス、Aiming(3911、前日比41、終値628)でした。

マザーズ先物は前日比15ポイントの1019ポイントで一日の取引を終えました。出来高は132枚でした。



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