円高展開から日本株は弱い展開に。TOPIXは3日連続安、一方マザーズ指数は6日連続上昇で年初来高値更新継続(2017年2月27日)


株式市場概況

日本株は弱い展開が継続し、TOPIX指数は前日比-16.14ポイント(-1.04%)の1,534ポイントで一日の取引を終えました。前週金曜日の米国市場では、国債の取引においてトランプ大統領の政策期待の剥落から金利が低下し、10年金利が6ベーシスポイント下げ、ドルが日本円に対して弱含み、1ドル=111円台に乗せる場面もありました。円高の動きが嫌気され、日本株は売られました。

また、今朝の日経新聞に内閣支持率が1月調査よりも6%下がり、60%となったとの報道があったのも気がかりです。学校法人「森友学園」に対する国有地の売却が評価額を大幅に下回る価格で取得した問題で、安倍晋三首相の昭恵夫人が「名誉校長」であったことから疑惑が深まっており、今後の展開が注目されています。日本は政治リスクがないと考えられてきましたが、この問題の展開次第では海外勢が政治リスクを嫌って日本株のエクスポージャーを大きく落とすようなことも考えられます。すぐに終わるかと思われた問題でしたが、積極的に報道されるようになってきており、注意深く報道を見る必要があります。

 

セクター動向では、小売り、水産農林の2つのみが上昇しました。下落率が大きかったのは保険、鉱業、銀行となりました。米国金利の低下を受け金融系の下落が目立ちました。スタイルインデックスではマザーズ指数のみが上昇となりました。大型株は弱い展開となりました。



 

市場の注目は明晩に行われるトランプ大統領の一般教書演説に向いています。しかし、値動きの火種となりそうなものもあるため、それ以外にも注意を払わないといけないところです。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比2.60ポイントの1059.28ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は91(40.3%)、下落銘柄数は130(57.5%)、変わらずは5(2.2%)、売買代金は前日比127億円の1475億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比80、終値492)、ミクシィ(2121、前日比70、終値4,830)、アスカネット(2438、前日比111、終値2,191)、下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-32、終値1,749)、そーせいグループ(4565、前日比-180、終値13,270)、モルフォ(3653、前日比-460、終値5,290)となりました。売買代金上位銘柄はモバイルファクトリー(3912、前日比140、終値3,830)、アスカネット(2438、前日比111、終値2,191)、グリーンぺプタイド(4594、前日比45、終値686)でした。

マザーズ先物は前日比2.5ポイントの1061.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は536枚でした。


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