2016年7月に上場されたマザーズ指数先物の現物指数とのかい離幅(スプレッド)を調べてみました。先物の値には期近を利用し、1分足で同じ時間に取引があった場合のスプレッドを計測し、1日分を4本足としてまとめたものがチャート1です。スプレッドがマイナスで推移している時間が長いことがチャートより分かります。また、このところスプレッドのマイナス幅が小さくなっていることも見て取れます。
取引チャンスに見えるのは、SQ前にスプレッドのマイナス幅が縮んでいき、一方で、SQが終わるとマイナス幅が大きくなっているところです。先物の売りロールが行われていることが推測されます。
(チャートをクリックすると拡大したものが見られます)
チャート2に価格とスプレッドの散布図を示しましたが、価格によってスプレッドがどのように動くかの癖はないようです。
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