米株、ドル円の反発に日本株も大きく反発(2017年1月25日)

株式市場概況

ドル円が反発し1ドル113円50銭付近まで戻したことや、米国株の上昇が好感され、TOPIXは前日比+15.25ポイントの1521.58ポイントで一日の取引を終えました。米国でトランプ大統領がパイプライン建設許可の大統領令にサインしたことが伝わり、素材関連株が強かった半面、内需関連株が弱含みました。ザラバ中には、再び、メキシコとの壁を築くとの話がトランプ大統領よりツィートされました。

セクター別では鉄鋼、機械、非鉄の上げが大きく、その他金融、食料品、建設が小幅ながら下げました。スタイルインデックスは全てが上昇し、中でも日経平均株価、マザーズ、東証2部が大きな上げとなりました。

個別では、日経朝刊が電子部品の受注が久々にプラスに転じたと報じたことから、TDK(6762、前日比330円、終値8,100円)、ミネベア(6479、前日比+34円、終値1,113円)と上げ幅が大きくなりました。昨日引け後、決算発表を行った日本電産(6594、前日比‐130円、終値10,720円)は、上方修正を発表したもののアナリストの予想に届かず小安く推移しました。タカタ(7312、前日比+80円、終値519円)は前日、法的手段を通じた再建は想定していないとコメントを発表し、ストップ高しました。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比13.98ポイントの993.03ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は155(71.1%)、下落銘柄数は54(24.8%)、変わらずは9(4.1%)、騰落レシオ(25日)は105.47、売買代金は前日比86億円の997億円となりました。

上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比90円、終値4840円)、そーせいグループ(4565、前日比170円、終値13360円)、Gunosy(6047、前日比256円、終値2434円)となり、下落寄与度上位銘柄はJIG-SAW(3914、前日比-240円、終値6950円)、リミックスポイント(3825、前日比-33円、終値295円)、モルフォ(3653、前日比-180円、終値6110円)、売買代金上位はGunosy、リミックスポイント、マイネット(3928、前日比70円、終値4300円)となりました。

マザーズ先物は前日比15.5ポイントの991ポイントで一日の取引を終えました。出来高は204枚でした。

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