JGBトレーディングフロア(2025年7月29日)

債券相場は先物や中長期債が上昇。この日の2年債入札が順調な結果となり、中期ゾーンを中心に買い優勢となった。先週末の年内日銀利上げ観測報道後も中長期債の下げが限定的だったことで金利の先高観が強まらなかったことが安心感につながった。最低落札価格が市場予想を上回ったほか、応札倍率も約半年ぶりに4倍台に上昇した。
ただ、明日からの日米の金融政策イベントを控え、買い一巡後はもみ合いとなった。米国の関税政策による不確実性が弱まり日銀の先行きに対する見通しやスタンスを見極めたいとする投資家の様子見姿勢で、明日以降も積極的な動きは限られそうとの見方。

【メモ】
☆2年債入札(475回、CPN0.9%)落札結果
最低落札価格100円11銭0厘(0.844%)、平均落札価格100円11銭5厘(0.841%)、応札倍率4.47倍(前回3.90倍)、(事前予想価格100円09銭)


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