債券相場は前週末に強まった日銀の年内利上げ観測で大きく売られたその反動から、中長期ゾーンを中心に買いが優勢だった。国内株式相場が、石破首相の政権運営を巡る先行き不透明感もあって続落したこともリスク回避の債券買いにつながっているとの見方もあるようだ。
自民党はこの日、両院議員懇談会を開き、大敗した参院選の総括の進め方などについて協議する模様だが、首相辞任となれば政治リスクは一層高まるものの、債券市場にとっては、次期政権での財政拡大に対する警戒感も強まるため、必ずしも買いにつながるとも言い切れないとする声も聞かれた。
【メモ】
☆日銀買入オペ5-10年3500億円、10-25年1350億円、25年超750億円、物価連動債500億円。応札倍率は、それぞれ2.05、1.71、1.66、5.26倍
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