債券は超長期債中心に下落。20日に投開票される参院選の事前調査で与党の苦戦が伝わり、財政拡大の懸念から売りが優勢となった。
新発20年国債と30年国債の利回りが大きく上昇し、ともに約1カ月ぶり高水準を付けた。明日の5年債入札に加え、10日は20年債入札を控えて警戒感も高まっており、いわゆる今後の減税リスクを意識して慎重にならざるを得ないとの見方のようだ。
超長期債については、利回り上昇が続けば財務省によるバイバックのカードを切ってくるとの声もあるが、それでも期待が高まるのは参院選後の水準次第とみられ、金利水準の高止まりは続きそうだ。
【メモ】
*****
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会