債券相場は超長期債が上昇。7月から発行減額となることを受けた需給改善期待に加え、米長期金利の低下を材料視した買いが入った。また、この日実施された2年債入札はおおむね市場予想通りだった。超長期債の発行減額の影響で今年度後半から2年債が増発され先行き需給面に対する警戒感もあったが、今回は日銀の早期利上げ観測の後退が買いにつながったとの見方。
一方で、中長期債は下落。一部で超長期債との間でイールドカーブのフラット化を狙った取引が出ている可能性があると指摘する声が聞かれた。
【メモ】
☆2年債入札(192回、CPN0.7%)落札結果
最低落札価格99円93銭0厘(0.735%)、平均落札価格99円94銭2厘(0.729%)、応札倍率3.90倍(前回3.77倍)、(事前予想価格99円93銭)
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