債券相場は短中期債を中心に下落。引き続き円安の進行で、日銀による早期の追加利上げ観測の高まりが売り圧力となった。新発2年国債利回りが2008年12月以来の0.555%を付けた。日銀植田総裁が18日に名古屋での講演が予定されており次回12月会合に向けて追加利上げに向けた地ならしをするのではないかとの警戒感があるようだ。この日行われた5年債入札は、事前の水準調整から一定の需要を集め無難な結果となったが、利回りの0.71%は09年11月以来の高水準。
【メモ】
☆5年債入札(174回、CPN0.7%)落札結果
最低落札価格99円95銭(0.710%)、平均落札価格99円97銭(0.706%)、応札倍率3.81倍(前回3.73倍)、(事前予想価格99円94銭)
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