債券相場は中長期債と先物が下落。明日の植田日銀総裁の閉会中審査を控えて投資家の姿勢が慎重で、売りが優勢だった。この日の流動性供給入札がやや弱めの結果になったことも相場の重しになった。一方、利下げ観測の高まりを受けて米金利が低下する中、超長期債は買われた。ただ、ここへきて植田総裁が市場に動揺を与えるような発言を行うとは考え難く、また明日夜にはパウエルFRB議長のジャクソンホール会合での講演を控えており、それらを見極める姿勢から動きにくくなっている状況との見方のようだ。
【メモ】
☆流動性供給入札(411回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.002%、募入平均利回り較差-0.005%、応札倍率3.05倍(前回3.26倍)。


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