JGBトレーディングフロア(2024年8月20日)

債券相場は中期債や先物が買われる一方、長期・超長期債は売られ、利回り曲線はスティープ化した。この日行われた20年国債入札は無難に通過したものの、その後のセカンダリー市場では、早々に戻り売りが上値を抑える形となった。投資家の一定の実需は確認できたものの、一方で、今は日銀のスタンスを見極めようとしている状況で、一部では再びタカ派姿勢を強めることを警戒する向きもあり、相場の上値を追う感じでは無いようだ。目先、23日に行われる衆参両院での閉会中審査での植田総裁の発言に注目が集まっている。

【メモ】
☆20年債入札(189回、CPN1.9%)落札結果
最低落札価格102円70銭(1.717%)、平均落札価格102円87銭(1.706%)、応札倍率3.42倍(前回3.80倍)、(事前予想価格102円70銭)


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