債券相場は下落。為替の円安から日銀が早期に政策修正に踏み切るとの警戒感が強かった。ただ長期金利指標である新発10年国債の利回り(0.995%)が約2週間ぶりには節目の1.00%に再び接近したことや、この日の20年債入札が順調な結果となったこともあり、積極的に売り進むほどの勢いも見られなかった。7月末の日銀金融政策決定会合で示される国債買い入れ減額や追加利上げの可能性などが不透明な中では、引き続き為替の円安が相場の重しになりそうとの見方。
【メモ】
☆20年債入札(188回、CPN1.6%)落札結果
最低落札価格96円40銭(1.849%)、平均落札価格96円47銭(1.843%)、
応札倍率3.27倍(前回3.65倍)、(事前予想価格96円30銭)


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