JGBトレーディングフロア(2024年6月7日)

債券相場は下落。昨日ECBが事前予想通り米英に先んじて利下げを行い、その後の欧米長期金利も比較的落ち着いた反応だったことで、国内債はここもとの相場上昇に対する高値警戒感が強まった。この日の日銀の定例の国債買い入れオペでは、全年限の買い入れ額を前回から据え置いたが、前回未達となった1-3年ゾーンへの応札が集まった他、その他のゾーンの応札倍率もやや高めとなり、午後に入って先物への売り圧力が強まる場面も見られた。市場は今晩の米雇用統計に注目しており、米国の利下げ観測が再び強まれば、来週の日銀金融政策決定会合を控えて、早期の政策修正観測による重石も軽減されそうだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、5-10年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、2.09、4.29、3.19、3.29倍。


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