債券相場は超長期債を中心に下落、新発10年国債利回りは異次元緩和が始まった直後の13年5月以来となる1%を付けた。根強いインフレ圧力と為替相場の円安で、日銀が早期に国債買い入れの減額や追加利上げに踏み切るとの観測が背景。この日の40年債入札も金利の水準感から一定の需要が期待されたが、弱めの結果となったことで需給悪化を意識する材料となった。市場は明日の日銀買入れオペに注目しているが、足元の金利の上昇を勘案すると、オペ額の減額は回避されそうとの見方も出てきている。
【メモ】
☆40年債入札(17回、CPN2.2%)落札結果
発行価格98円17銭、(応募者利回り2.270%)、
応札倍率2.21倍(前回2.49倍)、(事前予想利回り2.260%)


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