債券相場は中期債と超長期債が下落。今晩発表の米CPIへの警戒感から様子見ムードが強い中、やや売りが優勢だった。一方、先週末売られた反動で長期債と先物は底堅く推移。米長期金利は2日の雇用統計以降4.2%手前で高止まりの状態が続いているだけに、事前の予想通りに米国のインフレ鈍化傾向が示されれば、巻き戻しも期待できるとの声も聞かれた。
明日の10年クライメート・トランジション(移行)国債の入札は、初物で発行額も少ないことから波乱はないとみられ、発行日前気配では、新発10年債利回りを下回る水準だが、15日の日銀買入れオペの対象になるか否かで、2回目以降の需要にも左右するとの見方のようだ。
【メモ】
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