JGBトレーディングフロア(2024年2月9日)

債券相場は下落。前日の日銀内田副総裁の発言で、あらためて早期のマイナス金利解除観測が高まり、売りが先行した。午後にはIMF対日経済審査でYCCの即時撤廃や政策金利の段階的引き上げの提言が伝わったことも相場の重しになったようだ。足元金利がやや強含んでいることに対応し、日銀は午後の金融調節で国債買い現先オペ3兆円を通知した。またこの日行われた5年債入札も無難な結果となるも、買いにつながる動きは限られた。3連休後の米CPIを控えて投資家も様子見姿勢を強めたようだ。

【メモ】
☆5年債入札(165回、CPN0.3%リオープン)落札結果
最低落札価格99円92銭(0.316%)、平均落札価格99円95銭(0.310%)、
応札倍率3.44倍(前回3.79倍)、(事前予想価格96円10銭)


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