債券市場では長期金利指標の新発10年国債利回りが日銀の許容上限0.50%を前日に続き上回った後、上限水準に戻した。18日に結果が公表される日銀金融政策決定会合で政策修正の観測が根強い一方、週末を挟んで、政策据え置きの予想も強まり、割安な先物や超長期債は巻き戻しの動きとなった。連日の日銀国債買い入れオペと指し値オペによって、チーペスト債などで売り物が枯渇していると見られ、流動性低下による大幅変動を警戒する向きもあるようだ。
【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年1000億円、3-5年5000億円、5-10年5000億円、10-25年3000億円。(臨時)応札倍率は、それぞれ2.70、2.30、2.29、1.83倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額2149億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額4996億円


本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会