JGBトレーディングフロア(2023年1月17日)

債券市場は、新発10年国債利回りが0.505%と日銀の許容上限0.5%を3営業日連続で上回った。明日発表の日銀金融政策決定会合について、政策据え置きの予想が大半を占めるものの市場に警戒感が残った。
先物は堅調に推移、日銀補完供給を用いた裁定取引が活発化したようだ。また次回の日銀会合が先物3月限の取引最終日直前にあたることから、今回政策据え置きとなれば、需給ひっ迫が買戻し圧力となるとの見方もあるようだ。ただ、YCCによる国債買入れは流動性の低下を招いており、許容幅再拡大や撤廃に対する警戒感はぬぐえないようだ。


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