ウィークリーレポート(2019年8月2日)


~8/2の週は、日経平均は▲2.64%と続落、NYダウ▲2.60%、ユーロストックス▲4.21%の大幅下落となりました。

8/1早朝に発表されたFOMCでは▲25bpの利下げが行われましたが、さらなる利下げについては言及はなく、出尽くし感からダウは前日比▲280ドルとなりました。これまでFRBの緩和期待で米国株の独り勝ちとなっていましたが同日の日経平均は+19円と小幅に上昇し、これまでの流れの逆となる傾向が出てきました。

過去のFRBの利下げ転換後の推移としては、利下げ実施後に日経平均は緩やかに上昇する傾向があり、22500円あたりまでの上昇が期待しましたが、翌8/2にはトランプ大統領の対中関税第4弾が発表され、一転、株安の流れとなりました。

これまで対中関税引き上げの前後では日経平均は5%の程度の下落となりました。8/1の終値から計算すると20500円あたりが下値の目安となります。ただし、本年5月ゴールデンウィーク最終日に10%から25%への関税引き上げを発表した際は、一度5%安の水準でもみ合った後、2番底を目指し、1か月で2073円の下落となりました。今回も同程度の下落を見積もるなら19750円までの下落が考えられます。

夏枯れ相場に追い打ちをかけるような今回の関税引き上げ予告ですが、8/1に行われた会見で、パウエル議長が追加利下げに慎重な姿勢を見せたことが引き金になったとの見方も報じられています。今後、トランプ大統領のFRBへの圧力の高まり次第では、9月追加利下げの期待から株価(特に米国株)の急反発も考えられ、20000円を割り込むようならばプット売り(ターゲットバイイング)がよさそうです。

(Bloomberg)トランプ大統領、中国製品3000億ドル相当に関税へ-9月1日からhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-01/PVKJZC6S972801

(Bloomberg)トランプ氏、パウエル議長会見が引き金か-対中関税発表のタイミング
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-02/PVLCW06TTDS001


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