昨日の海外市場では、リスク回避ムードが継続。米中間の対立が貿易に加え、通貨・金融政策への拡大が懸念され、大幅な株安・金利低下が進んだ。国内債券市場も、この流れを受けて、買いが先行、10年債利回りは、2016年7月以来の-0.215%を付け、先物も154円43銭の最高値を付けた。ただ国内株安、円高が一服したことや30年債入札がやや低調となったこともあり、下げに転じた。
【メモ】
☆30年債入札(63回債リオープン、CPN0.4%)入札結果
最低落札価格102円75銭(0.299%)、平均落札価格102円95銭(0.292%)、応札倍率3.50倍(前回4.01倍)。(事前予想中央値102円75銭)