ウィークリーレポート(2019年4月12日)

4月第2週の日経平均は+0.29%と小幅高、NYダウは▲0.05%と小幅下落となりました。
日米ともに週初めに反落、週後半に回復するという形で、2週連続で週末株高となり、来週の週初めの反落があるのか気になります。4/12金曜日の日経平均は+159円となりましたが、上昇銘柄78に対して下落銘柄139と、実質的に指数ウェイト上位の3銘柄のみで上昇幅を稼いでおり、日経先物にのみ買いが入ってる様子です。同日のTOPIXは▲0.07%、上昇803銘柄、下落1208銘柄と東証一部全体でも実質的には売りが多かった模様です。

木曜日に発表された投資部門別売買動向では、海外投資家は現先合算で8022億円の大幅買い越しとなりました。一方、売り方では個人投資家が6856億円と大幅売り越しとなりました。
裁定残高は、買い残が前週比2774億円減の1.16兆円、売り残が同じく前週比1041億円減少の8531億円となりました。

週明けには日米物品貿易協定の閣僚級協議が始まり、為替レートや輸出企業へのネガティブなニュースが出る可能性はあるものの、金曜日の日本時間終了後に発表された中国の融資残高増加への株高反応など、全体としては中国経済の回復期待から引き続き堅調な相場が予想されます。

 


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